地域力強化推進事業
-
少子高齢化及び核家族化の進行、人口減少、地域のつながりの希薄化など、地域社会の取り巻く環境の変化等により、住民の抱える福祉ニーズが多様化してきています。太子町社協では、太子町より委託を受け、住民が主体的に地域生活課題を把握し、解決を試みる環境の整備を図っています。
支え合いマップづくり
住民流福祉総合研究所所長の木原孝久先生のご指導の下、令和元年度から支え合いマップ作りを実施しています。概ね、町会・自治会単位でマップを作ることにより、地域診断と地域内の支え合いの関係を見える化し、地域の課題を解決に取り組んでいます。
地域力強化推進事業では、それらの情報を基に、生活支援コーディネーター等と連携して支え合いのまちづくりに向けて取り組んでいます。安心太子見守りネットワークとの連動
行政の事業である「安心太子見守りネットワーク」では、高齢や障がいなどで地域とのつながりが希薄で本人や家族から申し出があった方々に対してゆるやかな見守りを地域住民が実施しています。地域力強化推進事業では対象者の見守り計画書の作成や、民生委員児童委員などの近隣住民と情報共有しています。在宅介護支援センターとの情報共有などを行っています。
避難行動要支援者支援事業との連動
行政の事業である「避難行動要支援者支援制度」では、国が定めた避難行動要支援者(基本名簿)と申請による避難行動要支援者(同意者名簿)を対象に災害時には可能な範囲で支援を行うこととされています。地域力強化推進事業では、災害時に支援が必要な状態であり、避難行動要支援者名簿の同意者名簿に登録されている方々を対象に個別計画を作成しています。個別計画は必要に応じてきめ細やかに作成し、町会・自治会や民生委員児童委員、消防団などと情報を共有しています。