生活支援コーディネーター配置事業
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平成27年に改正された介護保険制度では、全国一律であった予防給付のうち訪問介護と通所介護を市区町村が地域の実情に合わせて、柔軟に実施するという新しい地域支援事業が打ち出されました。
新しい地域支援事業は、介護予防・日常生活支援総合事業と包括的支援事業に分けられます。包括的推進事業の柱の一つが生活支援体制整備事業であり、この事業を進めるために配置されたのが生活支援コーディネーターです。
- 太子町での生活支援体制整備事業(協議体ができるまで)の経過
SASAE 愛 太子(協議体)
協議体とは地域住民、社会福祉法人、民間企業、行政など多様な主体が情報を共有し、連携や協働を深めることにより、生活支援体制整備事業を推進するための場です。SASAE愛 太子の特長は肩書や職域を取り払って、参加される方々が意見や思いを自由に発言されています。地域づくりからの支え合い研究会から引き継いでいる4大テーマについて考えています。
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SASAE 愛 太子が
考える4大テーマ- 移動・外出支援
- 買い物支援
- 町会・自治会の活性化
- 集いの場づくり
高齢者交流サロン
週1回以上、開催されている集いの場です。町会・自治会の縛りがなく、どなたでも参加することができます。介護予防パートナーによる体操やレクリエーション、交流サロン発ショッピングリハビリなど、運動や交流が週1回以上行われています。
交流サロン名 開催時間 月 火 水 木 金 土 寿喜菜の会 13:00~15:00 ○ 桜草クラブ 13:00~15:00 ○ ふたかみ 13:00~15:00 ○ ○ きたじりさんち 14:00~16:00 ○ 布遊び工房 咲 14:00~16:00 ○ ○ 朝子庵 13:00~15:00 ○ ○ 太子さんさん 10:00~13:00 ○ ○ にじいろはうす 14:30~16:30 ○ 18:00~20:00 ○
第2・4週春日さん 13:00~15:00 ○ 陽だまり 13:00~15:00 ○ 介護予防パートナー
介護予防パートナーは町内の高齢者交流サロンで体操やレクリエーションを実施して「健康のおすそ分け」をすることにより、ご自身の健康の維持向上にもつながっています。介護予防パートナー養成講座を修了されると、介護予防パートナーとして活動することが出来ます。
介護予防パートナー養成講座
「健康のおすそ分け」をキーワードに年1回開催しています。体操、認知症、栄養に関する知識に加えて、町が目指す介護予防の方向性なども講座の内容に盛り込まれています。
運転協力者講習会
国土交通省の認定を受けた講師による移動の支援に特化した講習会です。年1回、2日間の講習(座学と実技)を修了すると認定証が交付されます。修了された方々は町内の住民団体で実施されている生活支援活動に参加しています。